2019/06/01 22:32

駆け抜けた5月。

GW明けまではダイニングを制作、続けてcup・カトラリーを。
新しい焼印・新しいロゴ・新しいパッケージで準備を整え、
お取扱店へ発送と最後の土日は今年の唯一の出展となりそうなクラフトフェアまつもとへ。

5月のくじけそうな時のエネルギーとして支えてくれたご褒美は、
つきいちマルシェでsoyaさんのお菓子、動楽市でまゆぱんさんのパン、MIKADOさんのミルフィーユでした。

さて、まつもとレポートです。
お立ち寄りいただいた皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。

リデザインしました、naminori(鍋敷き)、flamenco(トング)、
定番のはちのはね(長い方)、CookingSpoon、制作分は全て完売致しました。
お求めくださったたくさんの皆様に感謝の気持ちいっぱいです。
数ある作り手の中から、HOKUTO59を選んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの日常に溶け込むようなアイテムとして、暮らしの中に置いていただけたら嬉しいです。

ここからは反省を。
準備万端で挑むつもりが、やはりそうはいかないクラフトフェアまつもと。

忘れ物:絶対雑巾必須。高さ調整の板。
反省:取扱店がわかるリストと購入についての案内的なもの。

購入についてはここに簡単ですが残します。
HOKUTO59は、オーダー家具とCUP、キッチンツールのデザインから制作、時々販売までを夫婦でしています。
通年を通してcup、カトラリーを制作しているわけではなく、春と秋に集中して制作します。
ほとんどをお取扱店にて販売し、時々出展という感じです。
基本的には実物を見て納得して購入していただきたい気持ちがあるため、店頭および出展が優先、
ネットでの販売については、在庫がある場合のみにBASEに掲載しています。
実際のところ、現状はネットでの販売はごく稀です。
その他、稀に制作のタイミングに近い場合は、個別のお問い合わせに対応させていただいておりますが、
ただし、いずれも年間を通した制作ではないため、お待ちいただく期間が長くなることをご承知の上お問い合わせください。
そんなに待つのー?とがっかりされる方も少なくないので、この場をかりて先にお伝え致します。
また、通常ラインナップにない、特注品については、1年〜2年お待ちいただいております。


さて、まつもと話です。
会いたい人に会う。
まつもとで再会したい作り手の方がいました。
大好きな下澤さんご家族です。工房名は、工人船工房さん。
長野の下伊那にて竹を切るところから竹を編み販売するまでを手掛けてらっしゃるご家族です。
出会いは青森のクラフトフェアでした。
二人で一目惚れして購入した竹籠は今も私の1番手。
自宅にある竹のザルも、下澤さんと出展で会うたびに1点ずつ注文して揃えてきました。
丁寧に実直に仕事をされるお姿に、いつもいつも心が洗われます。
半年待ち、1年待ち、、、物によっては、もっとのという方もおられると思います。
長いと思うかもしれませんが、待つ楽しみ、そして届いてからも色あせることなく、
暮らしにそっと馴染む姿は、下澤さん親子の丁寧な仕事のなせる技に他ならないと思うのです。

それから今回是非とも会いたかった、漆の基礎を教えてくれた三上さん。


青森県の弘前にて津軽塗をされています。
私が白漆を塗りたいと相談したのが、三上さん。
聞いては失礼なことがあったらどうしようと不安でしたが、惜しげも無く漆について教えてくださった恩人でもあります。

茶筒がとても素敵で、はぁ。。。美しい。。。

と言いつつ、北斗さんの手も然り、ものを作る人の手を見ると無意識に、ついつい目が追ってしまいます。
今回も手元ばかりを撮っていました。




そして、自分たちのブース。
一日中、陽が陰ることない明るい場所でした。
連続出展してみての感想を少々。
去年買ってくださった方が、言葉の感想を添えて、目で信頼を表して、またお買い物くださる。
これが、とても嬉しかったことです。
1つずつアイテムを揃える楽しみを持っていただけること。
皆様の記憶の中に残ることが何より嬉しくありがたかったです。


シメは、お隣さんの働く女の子。

今回お隣さんは、静岡ART &CRAFTでご一緒することが続いている陶芸の児玉さんでした。
生まれた時から、戦力の娘ちゃん。
テキパキ、そつなく、器を包む姿がとても愛らしくって、可愛かったー。

気がつけば、松本を終えて1週間が過ぎました。
今日6月朔日は、ダイニングの納品でした。その報告は、来月のブログに。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

おしまい。